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『コタキ兄弟と四苦八苦』第11話あらすじネタバレ|さっちゃんの幸せのためにできること

3月20日放送の第11『コタキ兄弟と四苦八苦』

父との再会で、これまでの思いを吐き出したコタキ兄弟。

さっちゃんが実の妹であることは、さっちゃんのためにも、2人の胸にしまっておくことにした。

そんな妹の幸せを一番に考えた兄弟だったが、予期せぬ依頼人にまたもや四苦八苦することに。

第11話のあらすじとネタバレを、紹介していきます。

『コタキ兄弟と四苦八苦』おもな登場人物(出演者)

兄・古滝一路(いちろう):古舘寛治
真面目すぎてうまく生きられない兄。
予備校の英語講師だったが、現在は無職で独身。つつましい暮らしをしている。
唯一の楽しみは喫茶シャバダバで働く、実の妹さっちゃんを見守ること。


弟・古滝二路(じろう):滝藤賢一
真面目な兄を見て育ったせいか、ちゃらんぽらんにしか生きられなくなった弟。
あることが原因で8年前に兄から勘当されるも、ひょんなことからまた古滝家に転がり込んできた。


笹谷五月(愛称:さっちゃん):芳根京子
喫茶シャバダバの看板娘。
コタキ兄弟の腹違いの妹だが、本人はそのことを知らない。


ムラタ:宮藤官九郎
「レンタルおやじ」代表。
ある出来事をきっかけに、兄弟に“レンタルおやじ”の代理を頼む。

第11話ゲスト 北浦愛

ミチル:さっちゃんの元カノの

『コタキ兄弟と四苦八苦』第11話 あらすじとネタバレ

十、生苦(しょうく)
生きる苦しみ

レンタル兄弟おやじの、一路(古舘寛治)と二路(滝藤賢一)の元に、なんとさっちゃん(芳根京子)が同棲していたという、元カノのミチル(北浦愛)から依頼が入った。

ミチルはさっちゃんのSNSに、コタキ兄弟のチラシがアップされているのを見て、兄弟に会えば、さっちゃんの居場所が分かると思い、2人を指名したという。ミチルはさっちゃんが出て行った理由が分からなかったが、ミチルの両親がさっちゃんに、余計な口出しをしたこと後で知り、さっちゃんにもう一度やり直したいと、復縁を切り出した。

しかしさっちゃんは、店の常連だった青年と付き合っているからと嘘をつき、突き放すような態度で「ミチルの世間知らずなところが嫌い」と言って追い返してしまう。

さっちゃんに拒否され、コタキ兄弟と話す必要もなくなってしまったミチルは、店を出て行った。

ミチルが出て行き、泣き崩れてしまったさっちゃん。

さっちゃんが同性愛者であることを知らなかった兄弟だが、その点について、オープンにしているさっちゃんは、気持ちが落ち着くと、コタキ兄弟にミチルと別れることになった経緯を話し始めた。「両親に認めれてられてないの?」と尋ねるニ路。

ミチルの両親は、娘が同性愛者であることを認めず、ミチルの両親が借りていた部屋に、さっちゃんが同居するようになり、それを知ったミチルの両親は、さっちゃんのせいで、ミチルが同性愛者になったのだと、さっちゃんを責めたのだ。

さっちゃんの母は、娘のカミングアウトに驚いたが、すぐに受け入れたおかげで、さっちゃんはこれまで、自由に生きてきたが、ミチルの家庭は違っていた。

ミチルは私立の歯学部に通う学生で、その学費は3000万円程。1浪したミチルは、通っていた予備校の費用として、数百万も掛かっている。

歯科医を目指すミチルが、将来開業する場合、開業医であるミチル両親の援助があれば、開業して将来は安泰。

しかしミチルの両親は、さっちゃんと付き合うなら、娘と縁を切ると、さっちゃんに言ってきた。

「ミチルだけ親との縁を切って、全てを捨てて苦労しろだなんて、私に言う権利ないですよ。だからミチルには、もう付き合えないといって、部屋を出たんです。」

「ミチルちゃんの気持ちは?」とニ路が言うと、さっちゃんは、学費がどれだけの大金で、働いて生活していくことが、どれだけ大変なのか、世間知らずのミチルは分かっていないと言った。

「レズビアンの中には、男性との結婚を選ぶ人もいる。その人と子供を作って、暮らしている。だったら、わざわざ苦労する方選ばなくてもいいじゃないですか。」

するとLGBTについて、全く無知だった一路は、心無い言葉でさっちゃんを傷つけてしまう。

「そうなの?ほっとした。やっぱり、男と女というのが自然な姿であって、それがいいに決まってる。さっちゃんも、男性の良い人見つけて、添い遂げた方が、幸せになれる。」一路の言葉に、涙を堪えうつむいてしまったさっちゃん。

それを見たニ路は、「最悪だ。。。」と言って、一路が言った言葉に唖然とする。

さっちゃんは、「ありがとうございました。」と、自分の財布から1000円を出して2人に差し出した。

一路は受取りを断ろうとするが、ニ路は「毎度ありっ!リピートはしなくていいよ。」と優しく笑顔で受け取った。

「兄貴最悪。。。兄貴マジでデリカシー無い。しばらくこの店出入り禁止な。さっちゃんは兄貴の顔見たくないと思うから。」

目を合わせてくれないさっちゃんに、嫌われたことだけは分かった一路。

さっちゃんに謝ろうとするも、理由も分からず謝っても、意味がないだろとニ路に言われ、成すすべもなく店を後にした。

「じゃあな。俺は野暮用があるんで。」

二路は一路とわかれると、ミチルが待つ土手に向かった。

ミチルは幼いときから、何もできず我慢するしかないと、諦めていた。

中学生のときも、恋愛対象が女性だということに気づき、人とは違うことに悩んでいたが、それも諦めていた。

しかしさっちゃんと出会い、自由に生きるさっちゃんを見て、自由になれるんだと実感したという。

「どうして一緒に居られないんだろう。。。」

二路が帰宅すると、一路は押し入れに入り落ち込んでいた。一方、いつも明るいさっちゃんの姿も消えていた。さっちゃんに嫌われてから1週間。一路は喫茶シャバダバに行くことはなく、部屋も散らかり放題。しまいに庭に出ると、頭から水を浴びる始末。

この1週間、LGBTについて学んだ一路は、さっちゃんに何てひどいことを言ってしまったんだろうと、恥ずかしさでどうしようもない状態だった。

コタキ兄弟は、一人じゃなくて二人の幸せ。二人の為に自分たちができることは何かを、考えていた。

その夜、さっちゃんは翌日のミチルの国家試験が上手くいくよう、祈っていた。

早朝、2人はサングラスをかけ、喫茶シャバダバに出かけていった。

サングラスは、さっちゃんがひどい事を言った一路の顔を見たくないだろうという、配慮から。

コタキ兄弟はさっちゃんの元へ行くと、さちゃんを誘拐しに来たという2人。それは物理的な誘拐ではなく、気持ちの上での誘拐。

その日は、ミチルの国家試験当日。2人はさっちゃんに、ミチルを送り出させようとしていたのだ。「2人一緒に幸せになれる方法があるか、俺らには分からないけど、ミチルちゃんは2人のことを親に認めてもらうために、国家試験に受かりたいんだって。応援してやらなくていいのかよ。自分が消えていなくなればいいだなんて、考えるなよ。」

二路の言葉に、涙を流すさっちゃん。

「ミチルが前に言ったんです。どうして私たちは祝福されないんだろう。どうしてこんな風に、生まれてきちゃったんだろうって。」

すると一路は「それでも生まれちゃったんだよ。出ちゃったものは戻せない。この体で、この心で、生まれてきてしまった。けれどもその先は、好きにさせてもらうぞ!神様!」

「あなたが、あなたたちが、あなたとして生きていくことを俺は祝福する!」

一路の言葉に笑顔を取り戻したさっちゃん。

「店長、出掛けてきます!」

さっちゃんはコタキ兄弟に深くおじぎをすると、急いでミチルの試験会場へ向かった。

緊張した表情で、試験開始を待つミチル。ふと顔をあげると、教室の壁に反射した太陽の光が動いていた。

急いで窓の外を見ると、そこには鏡を持ったさっちゃんがいた。

ミラーの反射で合図をするのは、2人が同棲していた頃に、さっちゃんが良く使っていた方法。

大声で「がんばれ!」と叫ぶさっちゃんに、ミチルは「ありがとう」と告げ、試験に戻った。

『コタキ兄弟と四苦八苦』第11話 視聴者の反応と感想

LGBTを知らない一路が放ってしまった、心無い言葉。

しかし無知というは、時に残酷な時もありますよね。

それを知った一路が、さっちゃんのために何ができるかを考え、ありのままでいることを祝福すると言った姿は素敵でした。

さっちゃん役の、芳根京子さんがすばらしかったですね。

コタキ兄弟のような人が増えれば、世の中から差別も無くなるし、傷つく人もいなくなる。そんな世界を作っていけるよう、自ら学び様々な考えがあることを、知っていかなくてはいけないと、実感させてくれたストーリーでした。

次週で最終回。終わってしまうのがとても寂しいです。