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『テセウスの船』最終回あらすじネタバレ|真犯人登場!明かされた真実とは

2020年3月22日放送の第10話(最終回)『テセウスの船』

音臼村で起こった事件の犯人として、真犯人に仕掛けられた証拠により、逮捕されてしまった文吾。

なんとしてでも、文吾に罪を着せようとする黒幕とは誰なのか。

ついに最終回!あらすじをまとめていきます。

『テセウスの船』登場人物(出演者)

『テセウスの船』 第10話(最終回)ネタバレ|黒幕登場!家族の運命は

自供した文吾

駐在所のワープロから見つかった犯行日記と、庭に埋められていた青酸カリが発見され、逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。

警察は文吾が監禁されていた場所を調べたが、その痕跡は犯人に消されていた。

心は加藤みきお(柴崎楓雅)に、共犯が誰なのか聞くしかないと病室を訪れるが、「みきおは記憶を失くしている。二度と近づくな」と、木村さつき(麻生祐未)の強い抵抗に合い、近づけなかった。

「この子は私が絶対に守る」

木村さつきの言葉に、病室にいた音臼小の校長・石坂秀夫(笹野高史)は「あんな思いは二度としたくないですからな」とつぶやいた。12年前の音臼村祭で起こった事件が、事件の鍵を握っている可能性を考える心だが、真相はつかめないまま。

その頃、拘留されていた文吾の元に差し入れが届く。差し入れした人物は不明だったが、それは1冊の本だった。

本をめくった文吾は、中身を見て表情をこわばらせた。

翌日、文吾との面会に和子(榮倉奈々)と共に行った心だが、文吾は突然、みきおの共犯者は自分だと告白。家族との縁も切ると言い出した。文吾がなぜ自白したのか分からないが、証拠もあり自供したことで、警察の威信は守られたと語る馬淵(小藪千豊)。

大きく揺れる心と家族。文吾の自白が村中に知れ渡るが、止める和子を振り切り、登校した(白鳥玉季)と慎吾(番家天嵩)。

しかし、予想通り文吾の件で、慎吾がいじめられ、それを止めた鈴と他の生徒が喧嘩になり、学校から戻ってきてしまう。

子供たちを心配する和子。平気だと元気に答える子供たちは、仙台の和子の実家へ行こうと提案する和子に反対し、父を信じるべきだと主張する。

「お父さんを信じたい!だって正義の味方だもん!」

心は家族で埋めたタイムカプセルに、文吾は何か残していないか思いつき、カプセルを掘り起こした。

そこには30年後の子供たちに向けた、父からのメッセージが書かれていた。

「やっぱりお父さんが悪い事するわけないよ。」

文吾の手紙を読んで、子供たちと文吾の帰りを待つことを決心した和子。

自供したみきお

心は再び、みきおから話を聞き出そうと病室を訪れるが、みきおは心へのメッセージを残し、姿を消していた。

心はみきおが音臼小にいると気づき、学校へ向かうと、みきおは心が来るのを待っていた。

「遅いよ、心先生。」「僕はただ、鈴ちゃんのヒーローになりたかっただけなんだ」

転校してきたみきおは、いじめに合っていたが、唯一鈴だけがみきおを庇い見方してくれた。そこからみきおは、ずっと鈴のそばにいようと、鈴への執着が始まった。

父・文吾のような人が好きだといった鈴のそばにいるのは自分だと、文吾の存在が邪魔だった。

そして最後に、鈴にとっての正義の味方になるためには、文吾を無罪にする必要があると語ったみきお。

心が持っていたICレコーダーを出し、同時に持っていた青酸カリを口に含んだ。

心の制止は間に合わず、倒れたみきおは救急車で運ばれた。そして、ICレコーダーに録音されたみきおの自白により、文吾は釈放される。

帰宅した文吾は、拘留中に犯人から届いた本に、”罪を認めないと家族を皆殺しにする”と書かれていたことで、家族を守るため自白したことを告白。佐野家は再び一つになった。

失踪した石坂校長の息子

心と文吾は、再び犯人捜しを始めた。文吾は12年前の音臼村祭りで、キノコ汁に誤って毒キノコを入れてしまったのは、田中義男(仲本工事)の妻、正志(せいや)の母であったことを思い出す。

議員に立候補しようとしていた義男は、警察に掛け合って妻の罪をもみ消そうとしたが上手くいかず、バツが悪くなった義男は、それ以降の祭りは中止にしたという経緯があった。翌朝、12年前の駐在日誌を読み返していた文吾は、音臼村祭りに、石坂校長の息子が参加しており、喧嘩に巻き込まれ、軽いケガをしたという記録を見つける。

毒キノコ事件で、文吾は仲裁に行くのに、時間がかかってしまったが、それが事件の動機を考えるのは難しい。

その頃、病室でみきおに付き添っていた木村さつきと石坂秀夫。

そこで石坂は、高校生の時にさつきが妊娠したことを告白してきたことを、思い返していた。当時さつきは妊娠4ヵ月。

狭い村では噂はすぐに広まってしまうからと、子供を諦めたさつきに、もっと寄り添えばよかったと話した。

文吾と心は、井沢健次(六平直政)から、石坂の息子は10年前から行方不明であることを知る。

校長室を訪ねると、散らかった部屋に、いつも使っているナイフが無かった。急いで家を訪ねるが、石坂は留守だった。

「どこへ行ったんだよ。。。」

村から石坂は姿を消していた。警察も石坂の行方はつかめていない。

翌日は音臼村祭りがあった日にち。心は念のため、文吾に警戒する必要があると告げる。

真犯人から心へ最後のメッセージ

その夜、佐野家に帰宅した心の元にメッセージが届いた。そこには、家族の写真と共に、「皆殺しが嫌なら一人で来い」と書かれた、黒幕からの最後のメッセージだった。

「例え命に代えてでも、家族を守る。」家族との最後の夕食を過ごす心。佐野家へ訪れたとき、父を探していたと言っていた心に、鈴は父が見つかったのか尋ねた。

「どんな人?心さんに似てる?」

心は「この人の息子で良かったと思える、素敵な父親だった」と話す心に、文吾は涙を堪えていた。

翌朝、心は荷物をまとめ、置手紙を残し、一人黒幕と対峙するため、指示された音臼神社へ向かった。

「お世話になりました。佐野家で過ごした時間は一生忘れません。」

置手紙を見た和子と文吾。その時、心と体型が似た人物が倒れていると文吾の元に通報が入り、文吾は通報の場所へ向かった。文吾が出掛けてしばらくすると、駐在所に石坂がやってきた。出迎えた和子に、石坂は昔勘当した息子に会いに、東京まで行っていたと話した。

心と文吾を見ていたら、2人が親子に見えてきたという石坂。そして、息子ともう一度家族になりたいと思ったという。

校長室に会った絵は、息子の孫にあげるために書いていた絵だった。

真犯人登場。文吾に向けた怒り

その頃、心を探しに行った文吾だったが、そこには心の姿が無い。すると背後から、何者かに突然、ナイフで刺さされてしまう。

振り返るとそこには、ナイフを持った正志の姿が。

「おまえだったのか。。。何でだ!?どうしてだ!?」正志の母は12年前の祭で起こった事件がきっかけで、夫の義男から離婚され、苦労の末、体を壊して亡くなっていた。

母の分まで、必死に生きようとした正志と妹だったが、どこへ行っても殺人犯の娘だといじめられついに自殺。

だが文吾を狙った理由は、それではないと語る正志。

父の義男が大病したと聞き、久しぶりに音臼村に帰ってきた正志に、「家族は大事にしないとな」と、声を掛けた文吾に腹を立て、犯行を計画したという。

みきおを共犯にしたのは、文吾を嫌っていたという共通点があったというだけ。

ナイフを文吾に向け襲ってくる正志は、心を殺したと文吾に告げると、文吾は怒りにまかせナイフを奪い取り正志に向けた。

「殺せ!」という正志に、文吾は心を裏切れないと手に持っていたナイフを置き、「ずっと苦しい思いをしていたんだな」と、正志に謝罪した。

一方、黒幕からの指示で音臼神社にいた心は、時間になってもそれらしい人物が現れず、違和感を覚える。

佐野家へ連絡すると、和子から文吾が心らしき人物が倒れているという通報で、出掛けて行ったことを聞き、文吾の元へ急いで向かった。

文吾と正志を見つけた心。

すると正志は文吾の隙をつき、文吾に自分を殺させようとするが、止めに入った心にナイフが刺さってしまう。「死ぬな!心!おまえは俺の子だ。俺の息子だ。」

心は「父さん」と小さくつぶやくと、文吾の腕の中で静かに息を引き取った。

書き換えられた30年後

30年後、心は由紀(上野樹里)と結婚し、由紀は女の子を妊娠。

文吾はその子に未来(みく)と名付けたいと言った。それは心が考えていた名前と一緒だった。新たな人生を生きていた心には、過去の記憶は無く、文吾だけ心との思い出が残った。

そして文吾はひそかに、30年前の心が身につけていた、結婚指輪を眺めていた。