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IF関数はもう古い?新関数”IFS”の使い方を解説します

IF関数で複数条件の分岐を設定する場合、とても複雑な数式を設定しなければなりませんでした。

IFS関数は数式の構造がシンプルなので、初心者でも直観的に設定が可能。SWITCH関数を覚えたら、IFS関数も合わせて覚えてしまいましょう。

SWITCH関数との違い

IFS関数はSWITCH関数と同じく、Excel2016から新しく追加された新関数です。
これまではIF関数一つで行っていた作業を、SWITCH関数、IFS関数と分けて使用することで、シンプルな数式で扱えるようになりました。まずは、それぞれの関数の違いを確認しましょう。

SWITCH関数…入力された値が指定した条件と一致した場合、その条件に応じた値を返す。条件と一致しない場合は、値を返さない。

IFS関数…入力された値が条件と一致した場合、一致しなかった場合と、それぞれに応じた値を返す。条件の分岐をしていくので必ずいずれかの値が返される。

IFS関数ができること

IFS関数の条件の分岐は下図のようなイメージです。
SWITCH関数では一致した値のみ返しますが、IFS関数は「1つ目の条件に当てはまらなかったら2つ目の条件、2つ目の条件に当てはまらなかったら、3つ目の条件」というふうに条件を分岐して値を返していきます。

IFS関数を使ってみよう!

では例として、湿度を入力するとそれに応じて天気を表示できるようにしたいとします。
条件は下記の通りとします。

湿度が0%~29% は「晴れ
湿度が30%~59%は「曇り
湿度が60%~100%は「

条件としてこのように置き換えます。

条件1:値が29以下のとき「晴れ 値<=29
条件2:値が59以下のとき「曇り <=59 
条件3:値が100以下のとき「  <=100

あとは数式として入力していきます。

=IFS(B3<=29,”晴れ”,B3<=59,”曇り”,B3<=100,”雨”)

上記の数式で使われている不等号については以下の通りです。

= 等しい
A < B AよりBは大きい (B未満)
A > B AよりBは小さい (A未満)
A>=B AはB以上
A<=B AはB以下

IF関数はExcelで最も良く使われる関数のひとつですが、このように複数の条件分岐に使用する場合、IFS関数を使うと数式がシンプルになります。便利な関数ですが、条件が多くなってしまうと、シンプルな式も複雑になってしまうので、条件はほどほどに設定しましょう。