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Excelの基本「絶対参照・相対参照」を解説します

Excelを使っていると、数式を使う機会もあると思いますが、絶対関数や相対関数をきちんと使えてますか?苦手だと感じる人もいるかもしれませんが、理解してしまえば何も難しいことはありません。

今回は簡単にわかりやすく「絶対参照」「相対参照」について解説します。

Excelの参照について

例えば数式を入力するとき、数字を直接入力せず、「セル番地(A1など)」を入力しますよね。

セル番地を入力すれば、そのセル番地に入力されている「値」が数式に入力されたのと
同じ状態になります。Excelではこれを「参照」と表現します。

つまり、

相対参照参照先のセルを他と関係づけて参照する

絶対参照参照先のセルを固定し参照する

という意味になります。

絶対参照・相対参照の違いをみてみよう!

実際に絶対参照と相対参照の違いを見てみましょう。

【相対参照】

下図はD2セルへ数式を入力し、下のセルへ数式をコピーしたものです。
D2→D5へと同じ列内でコピーをすると、数式も自動的にひとずつ下の列のセル番地に変化させて数式を完成させます。これが相対参照です。

 

【絶対参照】

では次に同じリストを使って、絶対参照の状態を見てみましょう。
次は割引率ではなく、一行目に入力した消費税をで金額を計算したいと思います。

相対参照と同じく、金額の一番上のセルへ数式を入力、その数式を下の列へコピーしてみましょう。すると、金額にエラーが発生したのがわかります。

これは相対参照なので、参照先のセル番地がひとつずつ下へ移動してしまっているからです。しかしこの場合、消費税が入力されている「セルD1」を参照しなければ、正しい結果が得られませんね。

ここで使用するのが「絶対参照」です。
セルD1を絶対参照として、数式を入力しなおしてみましょう。

正しい結果となりました。
絶対参照では、参照先が固定されているため、数式をコピーしても参照先セルが変化することはありません。

参照先を変化させたい場合は「相対参照

参照先を固定させたい場合は「絶対参照

絶対参照の「$」の意味と入力方法

絶対参照で、参照先をどこに固定するかは、セル番地の文字列内に「$」をどこに挿入するかで決まります。

セルを参照 =$A$1

」のみ参照 =A$1

」のみ参照 =$A1

$が頭についていれば、行、列、セルのうち、どこが参照先として固定されているかが分かりますね。

続いて入力方法ですがとても簡単です。セル番号を入力したら[F4]キーを押すだけ。
[F4]キーを押す度にA1から「$A$1 A$1 $A1」と変化します。

入力間違い防止にも、[F4]キーを使うことをおすすめします。

このように、どこを参照するかをきちんと認識し「相対参照」「絶対参照」を使い分けることで、数式を正確に入力することができます。

参照先が違うと、結果に変化してくるので、計算ミスを防ぐためにも是非マスターしてくださいね。